pure242007-03-11

今日の午後は美術館に出掛けた。
この前美術館に行ったのは、確か“山本容子の美術遊園地”以来なので、
えーと…、
どうやら2003年3月だったようです。(チラシ確認)
卒業式&国試前ですね。きっと気分転換に行ったんだろう。

今回は、やっぱりマグリットの作品が新聞に載ってるのを発見し、
この展覧会の存在を知ったのでした。
マグリット
私が中学生時代にはまって以来のお付き合いです。
高校一年生の遠足で行った美術館でもマグリットは観た。
えーと…、
どうやら“ダダとシュルレアリスムの作家たち”というものだったようです。
(チラシ確認)
こちらはコレクションからの特集だったんだな。
おー、解説の意味がよく分かる!
エルンストの作品もあったんだー。

今日、出掛けるにあたり、美術館のホームページを見ていたら、
“美術館講座”なるものがあることを発見。
今回の企画展の内容を解説してくれるらしいので、
受講してから作品を見ることにしたのだ。
シュルレアリスム”って難しそうだし、分かってから観たほうが楽しめそうなので。(しかも無料)
美術館講座って難しいのかな?どういう人たちが来るのかな?私にわかるかな?
なんて心配は杞憂だった。
何も知らない私にも、しっかりシュルレアリスムの基本が分かりました。
同感だった人たちもいて、受講後、講義室を出るときに絶賛している若い女の子達もいました。
どうやら講義してくれた学芸員さんのファンになってしまったらしい。

作品の感想ですが、講義で習った事を頭の中で唱えながら、絵に向き合うと、
何だか分かったような気になりました。
フロッタージュやデカルコマニーは接近してまじまじと見ると、
デコボコした感じとかがよく分かりました。
こういう質感?って、あぁ、本当に誰かがこれを作ったんだな〜って実感できていいですね。本なんかで見るのと違って。
1時間だとやっぱり鑑賞時間が足りなかったのが残念。

おみやげに石膏デッサンのガチャポンを1個買って帰宅。
何と出てきたのは“ラボルト”。
私が高校1年生のときにデッサンしたのはラボルトだったのです。
こんなところで再会するなんて!


何だかいい一日でした。