楽しい日々はあっという間におしまい。
でも、得たものは多かったな。
究極の“癒し旅”だった。
いいものたくさん見られた。

飛行機から見た地上の風景と雲の世界。
オルゴールとガラス細工。
初めて肉眼で見た天の川と無数の星。
ラベンダーの色と香り。
大きく広がる雄大な景色。
あと、お風呂。
食べ物もおいしかった!


それと、何よりも心が学生の頃に戻れて嬉しかった。


なーんにも考えずに、のん気に暮らしてたあの頃に戻れた。
思い出したくない事、フタをしてしまいたい事もあるけど。
気楽に暮らしてた学生の頃の気持ちに戻れたのが、嬉しい。


もし、もう一度あの頃に戻れるのならば、私はどうするだろう?
なんて。
終わってしまった“時”には戻れないけど、やっぱり考えてしまう。
こんなとき、北村薫の“時の三部作”が思い出される。

命には限りがあるし、日常は忙しい。
時間ともう少し仲良くなりたい。
いつも時間にはやられてばかりだ。
一度くらい、出し抜いてみたい、優位に立ってみたい。