いい性格?

一晩経てば、大概の事は忘れます。
初心に帰る。
引っ張り出したのは「調剤学総論」。

調剤学総論

調剤学総論

しばらくこれをじっくり読むことにした。
“清水藤太郎 調剤規範”はおもしろい!
1938年の「調剤学概論」に掲載されたもののようだが、
当時の医師・薬剤師・患者の姿が思い浮かぶ。
清潔感のある整頓された調剤室で、味のある文字で書かれた処方箋を
念入りに読む、品位ある薬剤師の姿が、目に見えるようである。

私に足りなかったのは、薬剤師であることの自尊心だろう。
病棟に上がるまでに、面と向かって他職種とやりとりをしたことが無かったから、
現場の現実を知らないが故の、必要以上の卑下があった。
(まぁ、横柄な医者に慣らされてしまったってのが一番大きい。)

薬剤師としての矜恃。
それに見合う知識。
これが大切ですね。